7月に種まきした黒大豆が実をつけました。
「猫の額ほど」の見本のような畑なので、たくさんは採れません。でも、せっかくの自家製、若い枝豆の時期から完熟して大豆になるまで、すべて味わいたい!というわけで、太ったさやだけを選抜して収穫、残った実には、畑でもう少し太ってもらうことにしました。
さやについた土やよごれを洗い流し、台所へ。
1リットルの水に、40gの塩を準備。(海水濃度よりやや低いくらい)
枝豆の両端を、キッチンばさみで少し切ります。(塩味がしみこみやすいです)
お湯を沸かす間、ボウルに入れた枝豆に塩の半量をふり、両手でごすごす、産毛を取るようにこすって、塩を揉みこみます。
お湯が沸いたら、塩もみしたままの枝豆と、残りの半量の塩を鍋に入れ、4~5分ゆでたら出来上がり!
ぷちっと噛むたびに、甘みとうまみが口いっぱいに広がって、どうにも手が止まらない!
このままでは、大豆になる前にみんな食べてしまうかも…。
我が家の食欲の秋が、枝豆とともに開幕したのでした。
枝豆には、「一人娘」とか「いうなよ」とか、人にあげたくない、言いたくないほどおいしいことから付けられた品種名があるそうです。
ふだんは専ら冷凍枝豆のお世話になっていて、こうして庭で作ってみるまで、枝豆の品種や旬を意識したことはありませんでした。多くの枝豆は、夏が旬のようですが、我が家の黒大豆は種まきが遅かったので、この時期が食べごろになりました。産地によっては今が旬のものもあるようで、スーパーの野菜売り場では、山形の鶴岡産枝豆「だだちゃ豆」が目玉商品になっていました。
ひと手間かかりますが、茹でたての枝豆で、秋の夜風を感じつつ晩酌なんていかがですか?
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